THE WORLD IS YOUR OYSTER

”the world is your oyster = 世界はあなたのもの”を実現したい大学院生のブログ

the world is your oyster

このブログのタイトル"the world is your oyster " 

 
私がこの言葉に出会ったのは、牡蠣の遺伝子情報を提供しているOysterBaseというサイト。
 
研究に必要なデータを探そうと教授に勧められたこのサイトにアクセスするとまず目についたのは左端の牡蠣のイラスト。次いで右端の文字列"the world is your oyster " 。
 
世界はあなたの牡蠣…?
 
まぁ製作者たちも牡蠣だけのゲノムデータベースを作ってしまうような人たちなんだから、これくらいのことは書きたくなるのかもしれない。それにしても大袈裟だし意味不明。天才研究者と変態は紙一重ってこういうことか…。
 
などと考えているとその文字列の下には“Shakespeare”の名前が。
 
シェイクスピアと牡蠣。思いもよらぬ組み合わせに謎は深まるばかり。現代っ子の私はさっそく新しいタブを開き、検索窓に"the world is your oyster " と入力しました。
 
するとこの言葉はシェイクスピアの作品『ウィンザーの陽気な女房たち』の台詞から来たものであることが分かりました。
 "Why, then the world's mine oyster. Which I with sword will open"
と言って、あなたが断るなら私は(世界を牡蠣にみたてて)牡蠣の口を刀でこじ開けよう。すれば世界は私のものだ。

The World is your Oyster : masakiが必死に考える

 
そこから転じて、"The world is one's oyster"という言葉が生まれたそうです。"the world is your oyster " なら“世界はあなたのもの”。原作の強気なイメージとは裏腹に、肯定的で優しい言葉ですね。
 
私たちは普段、「世界があって、そこに私がいる」という認識でいることが多いように思います。しかしこの言葉の意味を考えていると、「世界を作っているのは私」なのではないかと思えてきました。
 
例えば挨拶をされたのに無視されたとき。「無視された。あの人は私のことが嫌いなんだ。」ととるか、「たまたま気がつかなかっただけだろう」ととるか、「元気が無いのかな、大丈夫かな」ととるかは全部自分次第。それによってそのときの気分もだいぶ変わります。
 
私たちは目の前で起きたことや自分の気持ちを認識することを繰り返しています。そうして認識した事象や気持ちの集まりが、私たちが作った“世界”なのではないでしょうか。ならば“世界”は自分の認識次第でどうにでも変えらそうです。まさに“世界はあなたのもの”。そう思うと、少し自由になれた気がしました。
 
以来、私の座右の銘になった"the world is your oyster " 。
 
まだまだ周囲の目を気にして世界を手放しそうになってしまうお年頃。でもいつか本当に世界を自分のものにできるまで、私の試行錯誤は続きます。