THE WORLD IS YOUR OYSTER

” the world is your oyster = 世界はあなたのもの”を実現したいアラサーのブログ

【作ってみた】付き合って2年になる彼氏へのプレゼントにパンツフラワーを作ってみた

記念日のプレゼント

 私事ですが、最近彼氏とのお付き合い2周年記念を迎えました。

 ここまで付き合ってくれた彼氏への感謝の印に何か喜ばれるものを贈りたい…そんなことを考えているときにふと目についた、かわいいパンツ。ピンクの布地にバナナの柄…彼氏、ピンクもバナナも好きなんですよね。そう、これしかない!ということで、そのパンツをプレゼントすることにしました。

 

パンツの贈り物といえば

 パンツのプレゼントといえばワコールのパンツフラワーが有名ですよね。

8月2日はパンツの日!パンツをプレゼントに!"パンツ咲いた。誰に贈ろう?"|パンツギフト|ワコール

 ちょっと気恥ずかしい贈り物をオシャレに渡せるこのラッピング、画期的だと思います。 それにパンツフラワーのほうがかわいいしギフトっぽい!

 でも…私はどうしても自分で見つけたパンツをプレゼントしたい!ということで、ググっても作り方なんて出てこなかったパンツフラワーを勘と勢いで作ってみることにしました。

 

材料はこちら

材料はいたってシンプル。

f:id:oyster77:20160628013242j:image

プレゼントしたいパンツ(かわいいでしょう?)と、100均で買った造花針金(緑色にコーティングされてるのが良かった)。

 

そして気になる作り方は…

パンツフラワーの土台となる茎と葉っぱだけが欲しいので、まずは造花の花をもぎ取ります

f:id:oyster77:20160628013608j:image

 問題は「パンツをどう花にするか」ですよね。まずは普通にロール巻きにしてみたのですが…

 お!お花っぽい!と思いきや

f:id:oyster77:20160628100015j:image

 横から見ると全然花じゃない…

f:id:oyster77:20160628100121j:image

 あれかな、段差をつけて巻いてみようかな…

f:id:oyster77:20160628101116j:image

f:id:oyster77:20160628100205j:image

 うーん…違う、全然違う。

 もうどうにでもなれ!という気持ちでねじって

f:id:oyster77:20160628101102j:image 

 巻いてみると…

 f:id:oyster77:20160628101152j:image

 あら!お花っぽい!

 あとは巻き巻きしたパンツの端っこをお花の裏側にねじ込んで…

f:id:oyster77:20160628101325j:image

f:id:oyster77:20160628101330j:image

 パンツの端と端をお花の裏で針金で巻いて固定。

f:id:oyster77:20160628101425j:image

 先ほど花をもぎとった造花の“がく”の部分に2箇所切れ目を入れて…

f:id:oyster77:20160628101533j:image

 この切れ目にパンツをとめた針金を食い込ませるように通して、針金をそのまま茎に巻きパンツを固定します。

f:id:oyster77:20160628101646j:image

 完成!!お花っぽい!

f:id:oyster77:20160628105327j:image

 

実際にプレゼントしてみた

 ということで無事にオリジナルパンツフラワーが完成したので彼氏にサプライズでプレゼントしました!

 「ありがとう。かわいいお花だね。」と受け取ってはくれたものの、その直後に「これ何?」と聞かれました。彼女がただの布製のお花をプレゼントしてきたと思ってちょっと困ったようです。でも逆に、パンツがパンツに見えないほどにお花っぽく仕上がっていた=成功ということですよね?

 パンツと気づいてからは完成度とパンツのデザインに喜んでもらえました!めでたしめでたし!

 

結論:パンツフラワーは作れる

 ということで、さすがにワコールほどスタイリッシュにはいかないものの、それっぽいパンツフラワーは手作りでいけるということが証明されました!

 みなさまも、大事な人へのプレゼントにいかがですか?

 

私が綺麗になりたい理由

 私は、日々自分に似合うメイクやファッションを研究し、脱毛サロンや眉サロンに通い、ヨガや筋トレに励む、いわば“綺麗になりたい女子”のテンプレです。

 綺麗になるために躍起になっている女の子を「自意識過剰だ」「もっと他のところにお金や労力を使え」と、醒めた気持ちでみてしまう方も多いでしょう。

 でも私には、たとえ多くの人にそう思われても、綺麗になる努力をやめたくない理由があります。

 

道端に咲く花のように

 まず単に、美しいものを見ていると心が癒されるということ。道路脇に植えられた花を見て嫌な気分になる人はいないでしょう。

 時に殺伐とする研究室生活。お手洗いに行って鏡の前に立ったときやガラス張りの建物の前を通るとき、そこに写る自分の姿が美しければそれが日々の潤いになります。

 

過去の私にエールを

 次に、女の子として日の目を見たことのない中学時代の私を慰められるのは今の私しかいないから。

 今でこそ初対面の人とも喋れるし友達もいるけど、中学時代は学級崩壊寸前の教室で陰口に怯えながら自分を押し殺し、ひたすら目立たないようにそーっ生活しておりました。思えば、笑うのが苦手になったのはこのときからかもしれません。クラスで笑いが起こったときに私も笑っていたら「なんで“外”の人間が“内”にいる私たちの流れに混ざってきているの?」という視線を向けられそうで怖かったのです。そしてそういう、目立つ派閥にいない女の子には、男の子から“女の子”として評価される権利は与えられません。

  当時の私や当時の私と同じ境遇にある女の子のことを思うと「大丈夫、私は綺麗になったわよ」「あなただって綺麗になって輝けるのよ」というメッセージを送って、少しでも励ましたいという気持ちでいっぱいになります。だから、これからも綺麗になる努力は怠らないつもりです。

 

“女”という性別を受け容れる

 最後に、これはちょっと特殊かもしれないけれど、自分が与えられた「女」という性別を受け容れたいから。

 私は幼い頃から気持ちの性別がわりとニュートラルなので、初めて生理がきたとき、とても悲しかったことを覚えています。お赤飯を炊かれたときなんか、これ以上の辱めはないと思いました。本当に死んでしまいたかった。これから社会で「女」というレッテルを貼られて「女」として生きていく…あまりにも生々しく気持ち悪い現実に気が遠くなり、自由を奪われたような気持ちになりました。

 旅行の計画を立てるとき、もともと泊まりたかった宿が取れなければ次に条件のいい宿を探しますよね?それと同じで、最も理想的な「女ではない」という状態が崩壊して「女」になってしまった以上、次に考えられる最善のカードは「綺麗な女性になること」。

 私にとって「女である」ことは最善ではないけれど、「綺麗な女性」になれれば「目当ての宿には泊まれなかったけどここも結構良かったな〜」というのと同じ感覚で、この性別を受け容れられると思ったのです。

 実際、女性としてのファッションやメイクに気を使うようになって、彼氏もできて、女性としての価値を評価されるようになってから、女性であることも楽しめるようになってきました。

 

最後に

 もちろん、外見だけに気をとられるのは良いことではありませんし、内から湧いてくる自信を持てるように努力することも大切です。でも、上記のように外見に気を使うことで気持ちに余裕ができたのも事実。

 過去と今と未来の自分のため、そして過去の私と同じ境遇にある女の子のため、これからも私にできる方法でメッセージを発信していけたらいいなと思います。その方法はまだ模索中ですが、最近ご縁があって始めたモデルとしてのお仕事がそれに繋がれば…と思っています。

  そのためにもまずは中学のころ身についてしまった“ポーカーフェイスの技術”を解放して自然に笑えるようにならなければ…ということで最近の私の研究対象はもっぱら“笑顔”。頑張ります。

私流 ナンパ・スカウト回避の法則

こんにちは。

今日は私が何度かされてきたナンパやスカウトの経験から分かってきた「これならナンパされない」という法則のようなものをいくつか紹介したいと思います。

 

その1 ぺたんこ靴

男性の目を引きやすい格好をして夜の繁華街を歩いていても一切声がかからなかったときに共通していたのが「ぺたんこ靴」。

やはりヒールが高い靴のほうがより女性らしさも際立ちますし、ナンパに励むような女心に感度の高い男性からは「ハイヒールを履いている=男性へのアピール?」ととられ「落とせる!」と思われるのかもしれません。

 

その2 “野暮ったい”サブバッグ

同じく声がかからないときは、大きめ帆布のバッグやスーパーの袋など、決して“洗練されていて女性らしい”とはいえない“サブバッグ”を持っていることが多かったです。

経験的には“サブバッグ”であることが大事かなと思います。バッグをひとつ持った上でさらに大きい荷物を持ってるなんていかにも生活感丸出しですよね。ナンパする側もワンナイトラブに生活感は求めないと思うのです。

“大きくてダサいPCケース”にも同じような効果が期待できます。

 

その3 マスク

表情が読めなくて取り付く島がないこと、マスクをはずした顔がブスだったときのリスクからか、マスクをしているときも声がかかりにくいです。ある時なぞは、近寄りかけてきたスカウトのお兄さんがナチュラルに遠ざかっていきました。

そもそも外に向かってオシャレをアピールしたいときはマスクはつけないもの。その点でもスカウトのお兄さんからはふるい落とされやすいのかもしれません。やっぱりメイクをしっかりしている綺麗な女の子がほしいでしょうから…。

 

その4 遥か彼方をまっすぐ見据え颯爽と歩く

やや上級テクですが、これでナンパやスカウトを回避できる原理もマスクと同じです。遠くをまっすぐ見て足早に歩いている人って、相手にしてもらえなさそうだから声をかけにくくないですか?

逆に不安気にキョロキョロしていたり、スマホをいじっていたり、酔って千鳥足になったりしていると取り入る隙ができてしまうので声をかけられやすくなります。

 

まとめ

以上の4点をまとめると、“ちょい野暮”“取り付く島がない感じ”がナンパやスカウトを避けるためのキーになります。

気をつけていただきたいのは、“ちょい野暮”と“隙がある”は違うということです。“ちょい野暮”はあくまで格好の問題です。極端に言うとヒョウ柄の服にツッカケといういでたちでタイムセールの品物を狙うオバちゃんが“ちょい野暮”。彼女たちには野暮ったい生活感こそあれど隙はありません。その対極の隙がある女子の特徴は言わずもがななのでここでは詳しく説明しませんが、この両者の違いは意識していないと“ちょい野暮”のつもりが“隙あり女子”になって逆にナンパ師を引きつけてしまう恐れがあるので気をつけてください。

もちろん最強にして理想的なのはそんじょそこらの男が簡単に手を出せないような高嶺の花になることですが、持って生まれた自分らしさを殺してまで高嶺の花になる必要もないと思うのです。

ですのでお互い繁華街をうろつくときは“ちょい野暮”と“取り付く島がない感じ”で変な虫を回避しつつ、自分らしさと夜遊びを楽しみましょうね。

眉サロンに行ってきました

みんな気になる 眉メイク

メイク経験者なら誰でも一度はブチ当たる「眉毛問題」。長さ、形、色、眉山眉山の位置…迷うポイントはたくさん。だからこそ世に眉メイクの解説が溢れているのでしょうが、実際そういう解説を1回見たところで納得がいく眉毛をかけるようにはならないですよね。

 

私は無縁と思っていましたが…

私はぱっつん歴が長かったこともあり最近まであまり眉毛メイクに困ったことがなくて、「私は眉毛勝者」とばかり思っていました。しかし眉毛を出すことが多くなってきたある日、写真に写った自分の眉毛にドン引き。眉毛から発せられる強烈な違和感が私の存在感を凌駕していました。
 
私は眉毛に悩んだことが無いんじゃなくて、眉毛と向き合ってこなかっただけなのかもしれません。ごめんね眉毛。
 

なんとかしようとしたものの

そこでなんとかしようと思いたった頃から、何度検索窓に「眉毛 描きかた」と打ち込んだことでしょう。メイクの本も買いました。
 
それで眉毛もマシになってきて、よしよし私の眉毛も人様に堂々とお見せできるレベルになってきたか…と思っていたのも束の間。ある日撮ってもらった写真にも眉毛から違和感が…
 

ということで

もう、分かんないからプロになんとかしてもらおう!と思い立ち、眉毛のお手入れをしてくれるサロンに行ってきました!
 
あ、なんかそれっぽい雰囲気出てきちゃってますがアフィリエイトやってません!アフィリエイトで稼げるほどのPVなんて稼げません!(きっぱり)
 
今回行ったサロンは
 
眉毛のラインからはみ出した部分をワックスで脱毛→残りの細かい毛は毛抜きで抜く→眉毛を描いて完成
 
という手順でお手入れしてくれました。ちなみに毛を抜いた効果は1ヶ月くらい続くそうです。
 
ワックスと毛抜きなのでやっぱり痛みはあるのですが、施術中目を閉じていたら気持ちよく眠りに入ってしまったので私はMなのかもしれません…じゃなくて、耐えられる痛みですということをお伝えしたくてこうしてブログに書いてます!
 
サロンのお姉さんも眉メイクの仕方を丁寧に教えてくれたので今まで何が間違ってたのかも分かったし、何を使って書けばいいかも分かりました!眉毛の骨が下がり始めるところを眉山にするとバランスよく描けるようです!また眉毛周りにコンシーラーを使うとズレも補正できてキレイに見えるそうですよ!
 

おわりに

ということで納得のいく結果になったので眉サロンに行ってみて正解でした。百聞は一見に如かず、ですね。
 
でもやっぱりワックスも毛抜きも何回も繰り返すとお肌に悪そうな気がしてしまうので余計な眉毛はいつかレーザー脱毛しちゃったほうがいいかも?と思いました。が、眉毛のレーザー脱毛情報はまだ充分集められていないので当面は今日のサロンに通おうと思います。
 
そして今日お姉さんに教えてもらった眉メイクをマスターすべく、明日からのメイクは眉メイクの練習のつもりで頑張ります!
 

朝研究室に行ったら助教がほわほわのついた耳かきで耳掃除をしていました

あけましておめでとうございます。

新年!新しい1年のはじまり!なんてすがすがしいんだろう!

と言いたいところですが、世間的には年度末ムードに入りつつありますよね。全然すがすがしくない方のほうが多いと思います。かくいう私も全然すがすがしくありません。殺伐としているのにしがらみは多い日々、嫌になっちゃいますよね。

でも、今朝研究室に行ったら助教がデスクで耳そうじしてたんですよ。あの、ほわほわがついた“ザ・耳かき”っていう感じのやつで。

f:id:oyster77:20160120222643j:image

普通の耳掻きならまだしも、ほわほわがついたやつですよ!古典的すぎて「え?職場で朝から耳かき?」と思う前に「かきたいときにかけばええねん…」と全肯定せざるをえない光景でした。

そこで思ったんですよね。
「あんな家庭感丸出しで耳そうじができる研究室、ちょっと素敵だな」って。

だってそうじゃないですか。
世の中、耳かきしていたり爪を切っていたりしただけで「汚い!」とか「不潔!」と言われてしまうご時世です。

でも私の研究室ではあのほわほわがついた耳そうじする気満々の耳かきで耳そうじしてもいいんですよ。そう、誰にも非難されずに。

だから今度からは“殺伐とした研究室”と思わず、“平和に耳そうじができる研究室”って思いますね。そうすれば、嫌な気持ちも減る気がするから…。

私の頭のなかの耳かき。助教の耳かすと一緒に、私のしがらみもどこかに連れていってよ、その綿毛で。
f:id:oyster77:20160120223631j:image

ダイエットやめたら痩せました

アフィリエイトとかやってないのでステマじゃないですよ、ご安心を笑
今日はダイエットや食事の話になるたびに感じることを書いていきます。

私は大学1〜2年生の時の私はかなりのダイエッターで、夜ごはんは豆腐しか食べないとか、夜ごはんはおかずだけでご飯は抜きにするとか、夜はおやつを食べないとか、脂質と糖質の吸収を抑えるサプリを飲むとか、そこらへんのダイエッターがやっていそうなことは一通りやっていました。「これも綺麗になるため!」なんて思って、毎日我慢ばかり。もちろん体重も毎朝毎晩量ってグラフに記録していました。

でも意志が弱いわりに自責の念が強い人間がこんなことをやるものではないですね。

体重が増える→やばい!もっと我慢しなきゃ!(ストレス)→うおぉ!(爆食い)

体重が減る→頑張って維持しなきゃ!→食べちゃダメ食べちゃダメ…(ストレス)→うおぉ!(爆食い)→食べちゃった…(罪悪感)→もっと我慢しなきゃ!(ストレス)→うおぉ!(爆食い)

…と、体重が増えても減ってもストレスで、定期的に過食に走るという結果に。

今思うと、ダイエットに特にこだわっていたのは当時お付き合いしていた人と別れたばかりのときですし、モデル水準の体重をキープすることくらいでしか自尊心を保てなかったから躍起になっていたのかもしれません。だから食べてしまうことに罪悪感やストレスを感じてしまったのでしょう。

幸い本格的な過食に陥る前に心の傷も癒え、「これ過食症じゃね?」と思い直しました。専門家ではないですし治療も受けていないので詳しくは書きませんが、過食を治すには、まず食べることを責めないようになることが必要だそうです。あと、食べることを楽しむこと。(参考:ストレス食い、過食対策
これ、過食症とまではいかなくても、ダイエットに躍起になっていると忘れがちなことですよね。

ということで体重計測は中止、体重管理アプリもアンインストール。お腹が空いたら我慢せずに食べて、間食や夜食をとってもそのことには目をつぶります。次の食事で前回取りすぎたカロリーをセーブ…なんていうこともしませんでした。

ダイエットの王道の真逆をいっているので最初は落ち着かず、逆戻りしてしまいそうになることもありましたが、しばらく続けていくうちに強迫観念やストレスは激減しました。今ではなんの罪悪感もなくバイト後深夜のカルボナーラや筋子おにぎりを謳歌しています。これはこれでやりすぎると良くないのでしょうが…でも、実は体重はダイエットをしていた頃よりも少ないんです。

ダイエットをしていた頃は食欲に火がつくたびに「これが最後…これ食べたらしばらくはお菓子食べないから…」などと思ってしまい、結果的に2〜3日に1度くらいは菓子パンやお菓子類なら3〜4個、ご飯なら2合くらい、パスタなら2人前くらい、ひどいともっと食べちゃっていたのですが、それが無くなったので総合的な間食・夜食の量が格段に減ったんですね。それで自然と体重も減ったのだと思います。

考えてみれば、私は別にモデルでもないし、服を着ていれば多少体重が増えても大抵の人は気づきません。そんなことよりも目の前にあるおいしいご飯、目の前にいる大事な人との食事を楽んだほうが徳だし健康的です。
それに学校に通ってたらレポートに追われたり実験ばかりで生活が殺伐としたりしますし、その上で食事まで制限するなんて、まるで喜びが無い…!

かといって食事は適当でいい、好きなときに好きなだけ食べていいとは思いませんが、心が健康でちゃんと眠れているときは、割合健康的な食事を自然と選べるものです。逆に言えば、毎日毎日無性にジャンクフードやお菓子ばかりを食べたくなるようなときは何かがおかしいということ。「ダイエットしなきゃ!」と焦る前に、自分の生活や抱え込んでいるものを見直すほうが近道かもしれません。


やりたくないけどやるか

一段と寒くなってきて、いよいよ冬という感じですね。寒いし、早く日が落ちてなんだか切ない気持ちになるし、ただでさえ腰が重い人種の私にとってはますます億劫なことが増える季節です。

 
しかし最近、やらなくちゃいけないけどやる気が出ない時に心の中で「やりたくないけどやるか〜」とため息まじりにつぶやいてから取り掛かると、案外すんなりと行動に移せることを発見しました。
 
理由を考えてみたのですが、少なくとも私のように真面目だけど行動力とバイタリティにかける人間が「やらなきゃ!」と思うと、程度に差はあれ自動的に「分かっているのにできないなんてダメだなぁ」「もっと早くから行動しないとダメなのに」という気持ちも付いてくるんですね。だから自分を責めてしまうし、ネガティブループにハマってやる気も削げる。
 
でも逆に「やりたくないけどやるか〜」と思うと、「嫌な気持ちを乗り越えてやろうとしている」「少しずつでも進めている」というふうに、自己肯定的な気持ちになれる。一見ネガティブだけど実はポジティブで深刻さもない、救いの一言というわけです。
 
モチベーションを高く保ってアクティブに頑張れるのは素敵なことだし理想的なことかもしれないけれど、そればかりを目指してそうなれない自分を責めるより、イマイチやる気がでない部分も認めて、その上でどうやったら少しでも前に進んでいけるかな?ということを考えた方が、現実的だし精神的にも負担が少ないのかなと思いました。
 
モチベーションが「俺、売れっ子バンドマンになって俺の歌でみんなに感動を届けるんだ!」と意気込んでいる若いイケメンだとしたら、やる気がないのも認めたうえで進んでいくのは家族のために頑張る中堅公務員のようなものなのだと思います。恋愛において刺激をくれるのはバンドマンを目指すイケメンでも、長い目で見て安定した生活をさせてくれるのは中堅公務員です。
 
中堅公務員との地味な生活にたまにバンドマンとのランデブーが挟まると人生ちょうどいい感じがしますが、やる気もそんなものなのではないでしょうか。いつもギラギラしてるのは難しいけど、やっぱり時にはやる気がみなぎるときもあって、そこで頑張るべきことが分かったりえいやっと物事を進められたりする。鎮火したらしたでやるべきことは分かってるから地道に進めていけばいい。大事なのはそれを「やる気がなくなった」と嘆かずに、それでも目標に向かって物事を進めている自分を受け入れること…
 
…と、やる気がなくなりがちな研究室生活を肯定するためのいいわけをまた1つ思いついたのでした。万人に当てはまるかは分かりませんが、少なくとも真面目なのにバイタリティに欠けててそういう自分を責めがちな人はちょっと試してみる価値あるんじゃないかな…と思います。