うつが「理解されない」ということ
どうも、ちむです。
ブログを再開した途端重いタイトル…大丈夫です、中身はどんよりしていない(はず)です。
昨年うつを発症して今は躁鬱と診断されているのですが、同じ思いでモヤモヤしている人の気持ちが少し楽になる可能性もあるかもと思い、うつを発症して感じたことを綴ってみます。
最後のほうに同じ気持ちの人がみたら少し楽になりそうなTwitterアカウントを紹介していますので、読むのが億劫な方はそちらだけでも。
意外とみんな優しかった、でも…
うつが「理解されない」ということは「うつは甘え」「薬をやめれば治る」などと言われることだと思っていました。
幸いなことにほぼそのようなことは言われず、皆「こうしたら無理なく働けるんじゃないか」「元気になれるんじゃないか」など、その人なりに考えて提案してくれました。会社の人も、うつでも働くことはできると信じて仕事を任せてくれました。
しかしそういうことがあるたびに「理解されていない」と感じてしまったのです。
「うつであること」を思い知らされる
たとえば任された仕事をこなせなかったとき、「体調が悪かったなら仕方がない」「無理しないで」と毎回言ってくれる。その都度、世間一般で言う「無理しない」のラインすら「うつではない人たち」とは程遠い、もっともっと低いところにあるのだと思い知らされるのです。
「どこか悪いんじゃない?」「うつなのもあるんだろうけど、根本的な原因をみつけなくちゃ」と、私が動けない「本当の原因(うつではない)」があるのではと心配してくれる人もいました。
「毎日湯船につかろう」「ちゃんと食べよう」―このようなアドバイスももらいましたが、実践することがどれほど難しいか。
「うつではない人たち」が提案してくれた「無理せず元気になるための方法」すら、私にとってはとてもハードルが高くて出来そうもないのに、それを伝えると困ったような顔をされてしまう。
理解しようとしてくれているのが分かるからこそ、それでも理解されないということに深い溝を感じてしまうのです。
理解者を求めてやったこと
もちろん当事者にしか分からないこともありますし、理解しようとしてくれていることがすでに充分ありがたいのは事実です。
それでも「うつではない人たち」がメインの世の中では疎外感を感じないで過ごすことのほうが難しいですし、よき理解者が欲しくなるのは自然なことだと思います。
私はそういうとき、Twitterでうつについて発信しているアカウントを眺めていました。
メンタルハッカーほっしーさん(@HossyMentalHack)
「〇〇しなきゃ…分かってるのに動けない…やる気でない…」ってときあると思うけど
— ほっしー@メンタルタップ代表【YouTuber】 (@HossyMentalHack) 2020年5月7日
ゲームで言うと目の前に敵がいて、もうちょいでHP削り切れるんだけどMP切れたって状態と同じ。
現実世界には回復ポーションがないので、休息を取るしかありませぬ🙄
ほっしーメモ(@hossymemo)
逃げると「逃げグセがつくからダメ」って人いるけど、逃げ遅れて心がボロボロになって「傷つきグセ」がつく方が大変だぞ。うつ病の私がいうんだから間違いない。逃げグセの方が1000倍マシ。
— ほっしーメモ@心が元気になるツイートまとめ (@hossymemo) 2019年3月20日
錦山まるさん(@nishikiyamamaru)
【うつ病のイメージ】
— 錦山まる@マンガでわかるうつ病のリアル (@nishikiyamamaru) 2019年12月9日
・気合が足りない
・体を鍛えてる人はならない
・気分が落ち込むだけ
・少し気晴らしすれば治る
・働かなくていいから気楽
【うつ病のリアル】
・気合の燃料が足りない
・アスリートでもなる
・身体症状もいっぱいある
・少し動くと死ぬほど疲れる
・働き盛りに働けなくて屈辱
まるるんずさん(@marurunzmemo)
【うつ病の僕が即刻逃げたヤベェ奴5人衆】
— まるるんず@メンタルヘルスVtuber (@marurunzmemo) 2020年5月12日
・断薬しろとしつこく迫ってくる西洋医学アンチ
・筋トレを神格化している脳筋
・化学調味料も化学繊維も全て敵視する原始人
・内なる気の解放を勧めてくる意識他界系
・精神病は金儲けのための陰謀だと訴える厨二病ステージ5
うん!寛解後でも無理!
ネガティブな病み垢を見てしまうと引っ張られて余計つらくなるのでおすすめしませんが、このあたりの方々ですと共感を示しつつも前向きな気持ちにさせてくれるので、私は少し気持ちが楽になりました。
…ということで今日はここまで。
どうか無理せず、少しでも穏やかな気持ちで過ごせますように。