THE WORLD IS YOUR OYSTER

” the world is your oyster = 世界はあなたのもの”を実現したいアラサーのブログ

雪解けを待つ球根のように

鬱期からは逃げられない

ジェットコースターのように鬱と躁を繰り返す躁鬱。自分のこの性質とうまく付き合っていくために、考え方を変えたり薬を使ったりしてだいぶマシにはなってはきましたが、それでも鬱のときには「もう死んでしまいたい…」という気持ちになります。

 

「鬱の波が過ぎればそんなことは思わない」ということも、「そんな気持ちに集中してはいけない」ということも分かってはいるものの、理性だけで止められるわけもなく…。

 

鬱になる度に読書もブログも仕事のためのインプットもストップ。そんな「心にも体にも波があって、頑張りたいことを安定して頑張ることができない自分」を「やりたいことに向けて常にアクティブに頑張っている誰か」と比較してしまって辛くなることもしょっちゅうあります。

 

諦めるのは悪いこと?

でも最近やっと、「波がある自分」「頑張れない自分」を受け容れられる…というより、諦められるようになってきました。

 

これまで何度抗っても勝てなかった鬱になんか、勝てるはずないんだ、無理なんだ、と。

 

こう言うと、辛いことを克服する努力を投げ出しているような感じも受けますが、それはつまり「辛いことを克服する努力を投げ出してはいけない」と「"いま"辛い自分」を否定し、追い詰めている証拠でもあるのだと思います。

 

実際、落ち込んで泣いているときに頑張って普通の生活をするのを諦めて思考停止していたら、辛さがいつもよりマシでした。ありのままの自分を少し認めてあげられたような気がします。

 

不可抗力な鬱の波に打ち勝とうとすることで辛い気持ちが強まってしまうのであれば、そしてそれを諦めることで鬱期が少しでも楽になるのであれば、それは「逃げ」ではなく「対処」なのだ、と思います。

 

また鬱の波がきても

躁鬱と付き合って生きていくということは、これからもずっと、何回もまた鬱の波に襲われるということ。

 

そう思うと少しうんざりもしますが、雪の下に埋まった球根が雪解けを待つように、受動的ではあるけれど、いや受動的でしかいられないからこそ辛抱強く戦っている。そんな自分を褒めて、労って、これからもなんとかやっていければなぁ、と思います。

うつが「理解されない」ということ


どうも、ちむです。

 

ブログを再開した途端重いタイトル…大丈夫です、中身はどんよりしていない(はず)です。

 

昨年うつを発症して今は躁鬱と診断されているのですが、同じ思いでモヤモヤしている人の気持ちが少し楽になる可能性もあるかもと思い、うつを発症して感じたことを綴ってみます。

 

最後のほうに同じ気持ちの人がみたら少し楽になりそうなTwitterアカウントを紹介していますので、読むのが億劫な方はそちらだけでも。

 

意外とみんな優しかった、でも…

うつが「理解されない」ということは「うつは甘え」「薬をやめれば治る」などと言われることだと思っていました。

 

幸いなことにほぼそのようなことは言われず、皆「こうしたら無理なく働けるんじゃないか」「元気になれるんじゃないか」など、その人なりに考えて提案してくれました。会社の人も、うつでも働くことはできると信じて仕事を任せてくれました。


しかしそういうことがあるたびに「理解されていない」と感じてしまったのです。

 

「うつであること」を思い知らされる

たとえば任された仕事をこなせなかったとき、「体調が悪かったなら仕方がない」「無理しないで」と毎回言ってくれる。その都度、世間一般で言う「無理しない」のラインすら「うつではない人たち」とは程遠い、もっともっと低いところにあるのだと思い知らされるのです。

 

「どこか悪いんじゃない?」「うつなのもあるんだろうけど、根本的な原因をみつけなくちゃ」と、私が動けない「本当の原因(うつではない)」があるのではと心配してくれる人もいました。


「毎日湯船につかろう」「ちゃんと食べよう」―このようなアドバイスももらいましたが、実践することがどれほど難しいか。

 

「うつではない人たち」が提案してくれた「無理せず元気になるための方法」すら、私にとってはとてもハードルが高くて出来そうもないのに、それを伝えると困ったような顔をされてしまう。

 

理解しようとしてくれているのが分かるからこそ、それでも理解されないということに深い溝を感じてしまうのです。

 

理解者を求めてやったこと

もちろん当事者にしか分からないこともありますし、理解しようとしてくれていることがすでに充分ありがたいのは事実です。


それでも「うつではない人たち」がメインの世の中では疎外感を感じないで過ごすことのほうが難しいですし、よき理解者が欲しくなるのは自然なことだと思います。


私はそういうとき、Twitterでうつについて発信しているアカウントを眺めていました。


メンタルハッカーほっしーさん(@HossyMentalHack)

 

ほっしーメモ(@hossymemo)

 

錦山まるさん(@nishikiyamamaru)

 

まるるんずさん(@marurunzmemo)


ネガティブな病み垢を見てしまうと引っ張られて余計つらくなるのでおすすめしませんが、このあたりの方々ですと共感を示しつつも前向きな気持ちにさせてくれるので、私は少し気持ちが楽になりました。


…ということで今日はここまで。

 

どうか無理せず、少しでも穏やかな気持ちで過ごせますように。

お久しぶりです

どうも、ホオズキです。

ひょんなことから3年間放置していたこのブログが発掘されてしまいました。

黒歴史といえば黒歴史ですが、自分の軌跡という感じがして消すのももったいなく感じたので再開することにします。

放置している間にもアクセスが発生していたようで…よくもまぁこんなブログに…ありがとうございます<(_ _)>

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3年間放置している間に社会人3年目を迎えました。

昨年うつを発症して休職からの転職、今は躁鬱と診断されています。

雑多なブログになるかもしれませんが、"world is your oyster=世界はあなたのもの"に収束するものであるという大テーマは意識しつつマイペースに更新していきます。

よろしくお願いします。

草間彌生展に行ってきました

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なんと。こちらのブログを更新するの、今年に入って初でした。下書きはちまちま溜めてたんですけどね、書ききるに至っていませんでした。

 

今日は就活の合間に草間彌生展に行ってきたので、気持ちが冷める前にそちらの話題を。

 

 

草間彌生

 

新国立美術館の敷地に足を踏み入れると、植木も草間彌生モードでお出迎え。

 

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草間彌生氏の水玉模様はあまりに有名ですよね。

 

Vogueでこの展示の特集をみて、この水玉模様は草間彌生氏が幼少時から苦しめられてきた水玉や網目の幻覚から逃れるために描かれたものであると知りました。これは単なるかわいい水玉ではない。1人の人間の足掻き、そこまでの生命を昇華させたものなのだ…かっこいい!

 

入ってすぐの「我が永遠の魂」作品群の展示ブースは、中央にオブジェが並んだ空間を極彩色の絵画たちが閉じ込めたようになっていて、とても迫力がありました。(このエリアは写真撮影可)

 

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普段あまり見かける機会のない初期の作品や立体作品も見ることができました。

 

展示の終わりには草間彌生氏を象徴する水玉のシールを、真っ白な部屋に貼ることができる参加型アートも。

 

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コンセント周りの攻め方が足りない気がしたので、入り口でいただいた全てのシールをコンセントの周りに貼ってきました。まだ物足りない気がするので、誰かがこの記事をみてコンセント周りにシールを貼ってきてくれたら嬉しいです。

 

我が永遠の魂

 

展示を2周回って観てきたのですが、作品を見たときの印象が

 

溢れてくる

(自分の中から自分の手に負えないものが溢れ出てくる。草間彌生氏の幻覚もこれに当てはまる?)

    ↓

蝕まれる

    ↓

のみこまれる

(どんどんその中にのみこまれていく。恐怖、退廃的悦楽・喜び)

    ↓

世界・宇宙との融合

(自分と、自分以外のあらゆるものが、のみこまれた先で混然一体の新しい何かになるイメージ。)

 

と変わっていきました。あぁ、だから"永遠の魂"なんだなと。

 

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公式見解とか偉い人の評論とか見てないので何か変な解釈をしてしまっているかもしれませんが、無垢の状態で作品をみてそこから自分で意味を解釈していくのもアートの醍醐味ですよね。草間彌生展では、初めてその楽しみを知ることができました。

 

展示会情報

 

こちらの展示会は5/22までの開催だそうです。

 

草間彌生展「わが永遠の魂」国立新美術館

 

絵画プリントの折り紙や、あの有名なカボチャをモチーフにしたポーチなど、かわいいグッズも充実しているのでお土産を買うのも楽しいですよ。

 

興味が湧いた方はぜひ足を運んでみてくださいね。

【実際どうなのよシリーズ】その1:ピルってどうなの?

実際どうなのよシリーズ、始動

気がついたらこのブログを開設してもう1年以上経っていたみたいです。

というわけでもないのですが、心外ながら「異常だね」と言われることも多いので、私の経験を皆さんに還元して、「なんだ、普通じゃん。ファッション変人じゃん。」と思ってもらうキャンペーンを実施しようと思います。キャンペーン第1弾は、過去のブログでも触れた低容量ピルについて。

 

ピルの基礎知識

ピルの基礎情報は下記のサイトが詳しいので詳細はそちらに譲るとして...

 

www.pill-page.com

 

一応、ピルの基礎の基礎を紹介しておくとこんな感じです。

 

  1. 正しく飲めば、高い避妊効果がある。
  2. 生理痛や生理が軽くなる、かなり規則正しく生理がくる。
  3. 飲み始めは体質やピルの種類によって吐き気や不正出血、その他色々な副作用のおそれも。
  4. 体質やピルの種類によって望める副効果に違いがある。
  5. 処方には医師の診断が必要。飲んでいる間も半年に1度の採血が必要。
  6. 値段は病院によって異なり、1周期分2000〜3000円程度(保険は効かない)

 

私がピルを飲もうと決めたワケ

私がピルを飲みはじめたのは今から約3年前。月々2500円という学生にとっては決して安くはない出費を覚悟してまでピルを飲もうと思った理由は2つ。 

 

  1. まず、人生で一番妊娠したらヤバイのは今だから。
  2. そして当時、(今となってはマボロシだったけど)PMSをなんとかしたかったから。(当時のPMSとピルについて、詳しくはこちら)

 

1は言わずもがなですね。特に高校時代から生物部で受精とか発生の実験をしている身としてはなんかこう、イメージがリアルに沸きすぎて余計に嫌だったんですよね…。

 

2については当時ちょうどPMSが気になりだして色々調べているうちに、ピルを飲むことでPMSの症状が改善される可能性があるということを知って、藁にもすがる思いで決意に至りました。

 

決意から処方まで

ピルにはお医者さんの処方が必要なので、とりあえず近所の婦人科を受診しました。

ピルの処方を希望する旨を伝えて病院にいくと、まずはピル服用の目的や体質、喫煙の有無などについて軽く問診されます。その後採血・内視鏡検査をして問題がなければピルの処方となります。この際、ピルは保険が適用されないので検査も保険非適用となることに注意!私の場合5000円くらいはかかりました。その後病院を変えた時に新たにされた検査は保険が適用されたので、病院によって違うのかもしれません。保険の有無で出費額がだいぶ変わってくるので、予約のときに確認しておくと安心かと思います。

 

気になる副作用(私の場合)

さて、気になる副作用です。人によってだいぶ変わってくると思いますし、当時の私の生活もだいぶゴミだったのでそのせいもあったと思うのですが、ゴミだった生活がさらにゴミになったところからするとあれが副作用だったのかなというものは主に下の2つ。

  1.  不正出血(1か月近く)
  2. 吐き気(1か月近く)

1について、ピルを飲んでいるのに出血があるということは確実にピルの副作用ですね。1か月近く不定期に続いたので結構煩わしかったかも。特に彼氏とかいると色々気になりますよね。詳しくは言わないけどそこは察知できますよね。

 

2についても、ピル服用前はなかった症状なので副作用だと思っています。これも1か月くらいは続きました。ずっと気持ち悪いというよりは何か食べるとすぐ気持ち悪くなってご飯がまともに食べられないという感じ。でもお腹は空くのでちょっとずつでもご飯を食べようと思って小さいおにぎりを持ち歩いたりしてました。

 

ということで、体質やコンディションによっては副作用が気になることもあります。特に私は生活がゴミだったのでなおさらひどかったのでしょうね...。ピルの服用を始めるときは、念のため体調と心に余裕があるときにするのをオススメします。

 

その後のいろいろ

ピル服用中は半年に1度採血をして肝臓などに異常がないか確かめます。お薬を飲み続けるのはやはりそれなりに肝臓に負担がかかるそうなので...。あと、同じ理由で煙草は吸わない、お酒は控えろということも言われました。守れないこともあるけど…。

 

今通っている病院は採血に保険を適用してくれるので検査料は1500円くらい。定期的に採血しておけば病気の早期発見にもつながるし体調も把握できるし、無駄な出費ではないかなと思って受けています。

 

ピルもまとめて3周期分くらいもらえるから病院にいくのも3か月に1度くらいでいいし、忙しくて病院通うのが大変!ということも今のところありません。

 

飲み忘れたら?

ピルを飲むうえでもう一つ心配なのは飲み忘れですよね。

実際、1日くらいは飲み忘れても次の服用時にまとめて飲めば大丈夫です。飲み忘れたときや、その他何か間違って飲んでしまった時は、大抵はピルに記載されているコールセンターに電話すればどうしたらいいか教えてもらえます。まぁ、飲み忘れないのが一番ですが…。

 

ピルのメリット

さて、ここからは意外と知られていないピルを飲むことのメリットについて。肌が荒れにくい、体調や気分が安定する可能性があるなどメリットもさまざまですが、私がとくにメリットとして実感できているポイントは以下の通りです。

 

  1. 生理が軽くなる
  2. 生理痛も軽くなる
  3. 自分の生理周期が明確に分かる

 

1については地味ですが実はすごく楽で、もうずっと少ない日用のナプキンしかいらないし、生理用品を買う頻度もぐっと減ったから買い足しの手間もかなり省けます。

 

2について、私はもともと生理痛が重いほうで、ひどいときだとまともに体を起こしていることすら辛い状態になります。市販薬だとロキソニンと相性が良かったようで飲んで1時間くらいすれば楽になるのですが、それでも「薬が切れるまであと〇時間か...足りぬ...薬が足りぬ...」という気持ちで過ごさなければなりませんでした。あとは大事な予定が入っているときに生理痛がひどくて動けなかったりすると「なんで...」と悲しい気持ちになりましたね。生理は不可抗力なので仕方ないのですが、自分でコントロールできないことがなおさら悔しいというか。体調管理をしっかりしてストレスがない状態にしていれば生理痛もひどくなりにくいのですが、忙しいとそうもいかないときもありますし私のような豆腐メンタルの持ち主だとストレスも絶えないので生理痛がひどくならないコンディションを作るのがそもそも机上の空論みたいなところがありますしね…。実験が激しい時期と就活期は特に。だから生理痛が軽くなることによって得られる恩恵が一番大きかったです。

 

3は生理の開始日が分かって旅行やお出かけの予定が立てやすいのはもちろん、生理周期の遷移による体調の変化が予め分かるので「この週は疲れやすいからあまりバイトいれないでおこう」とか「この週はタフでいられるから夜行バスで東京遠征しても大丈夫だな」とか考えられるので体調管理にも役立っています。

 

さいごに ~いちばん伝えたいこと~

ということで、最初の検査と副作用のハードルを乗り越えさえすれば、体調と生理現象を自分の管理下に置きやすくなるので、特に忙しい女性や生理がくるたびに大変な思いをしている女性はQOLが格段にあがる可能性があるのではないかと思います。薬との相性もあるので詳しお医者さんにちゃんと相談にのってもらう必要はありますが…。

 

正直、私も最初に受診した病院はイマイチでしたし、ちゃんと相談に乗ってもらえる病院がみつかるまで若干絶望した気持ちになることもあったし、副作用もあったので今のような恩恵をうけられるまでは楽とは言えませんでした。でも、ピルにしてもその他のお薬や治療、生活習慣の改善にしても、もっとよくできる余地があるなら自分の性別や体調に振り回されて悲しみに打ちひしがれる前にちょっと頑張って改善策を探してみてもいいのかなと思います。女性ゆえのハンデを背負っていることは悔しいけど、くつがえしようがないなら上手く付きあっていくしかないし、上手く付きあっていくには障壁になること(生理痛とか)で軽くできるものは軽くしていったほうが今後の生活もずっと楽になりますし。

 

ということで、実際どうなのよシリーズ第1弾でした。次の更新はいつになるのでしょうか。よいお年を!

 

※ピルの効果や症状などはあくまで個人の感想です。気になることがある方は自分で判断せずにお医者さんに相談してくださいね!

就活はじめて思うこと 学部時代を振り返って

就活はじめました

色々血迷って学部3年生の冬くらいから就活っぽいことをしていた私ですが、大学院1年のこの時期にしてやっと本当に就職を前提とした就活ができています。不安を感じることもしばしばですが、それでも大概は自分の人生を自分で選択している喜びを噛み締めています。

 

つきまとう後悔…

が、しかし。就活につきものの「大学時代頑張ったこと」「自己PR」記入のタイミングになると、いつも後悔することがあります。それは、学部時代の過ごし方

 

学部1〜3年生(学部卒で就職する人な1〜2年生)といえば、理系の学生でも長い夏休みと春休みが確保できる、まさに「人生の夏休み」。長期休み以外でも、平日空きコマがあったり全休の日があったりと、自分の好きなように使える時間がたくさんありますよね。

 

さて、いざ自分の学部時代を振り返ってみると…思い出せない。あれ? 私、何やってたんだっけ…? 必死に記憶をたぐっても、友だちと飲んだり、1人で飲んだり、1人で飲んだり、1人で飲んだりしていたことばかりが思いだされて学部時代の記憶がスカスカなのです。私、貴重な学部時代浪費してるじゃん…。

 

就活は楽しいし、過去を悔やんでもどうにもならないので今自分にできることをするしかないなという感じですが、それでも就活サイトに自己PRを書くたびに、拭いきれない後悔が私の胸を締め付けてくるのは揺るぎない事実。

 

“意識ない系”は“意識高い系(笑)”よりヤバい

当時の自分を振り返って思うのは、私、“意識ない系”だったなぁ…ということ。

自分の大学生活の充実はもちろん、その後の進路をよりよくするための努力をするという発想がありませんでした。時々ふと思い立って何かやろうとしても、将来と今が自分のなかでイマイチリアルにつながらなかったせいで危機感が全くなく、結局今自分はどうすべきなのかを論理立てて徹底的に考える前に、怠惰な生活に逆戻りしてしまうことの繰り返し。

 

ちょっと言い訳をいうと「だって当時は研究職につくつもりだったから業界研究とか企業でのインターンとか関係なかったんだもん…」となりますが、それならそれで研究室でのバイトやインターンをやればよかったし、短期の安価な留学プログラムも用意されてたんだから、参加すればよかった。やっぱり「研究室に配属されたら休みにくくなるはずだから、留学にしろ仕事にしろ将来海外に出ることのハードルをさげるためにもちょっと留学行っとこう」みたいな、先をリアルに見据えた考えが足りなかったからそうなったんだなぁと。少なくとも、今をダラダラ過ごすより、自分をレベルアップできるようなことに打ち込んだほうが何倍もいいのは間違いなかったのに…。

 

だから、そういう点で“意識ない系”は“意識高い系(笑)”よりヤバいんじゃないかと思います。

空回りしてしまっていて痛々しいような人を揶揄して“意識高い系(笑)”なんていいますが、そういう人はたとえ何か間違ってても行動する分レベルの高い社会人に出会えたりして、運が良ければそこで出会った人が注意してくれるわけです。それで人脈も経験値もつきますし。

でも、意識ない系は行動を起こさないから、そもそも注意してくれる人にもなかなか出会えない。だから自分の世界が広がるのがとても遅いし、気づいたときにはおととい来やがれ状態だったりします。(実際、就活していると学部3年生の多くの人が、当時の私には考えられないくらい広い視野で物事をみて、自分なりに課題を見出し行動していることに驚かされます。)

 

学部1〜2年生のみなさんへ

学部時代と就活目前・就活中の何が違うかって、やっぱり時間のゆとりですよね。学部1〜2生だったら純粋に自分の力を伸ばすことを第一目的にして長期インターンや留学に取り組めますが、就活時期の3年生、院生だとそれも難しいのではないでしょうか。インターンに参加するにも選考を受けるであろう業界や企業を考えてインターンを選んでしまいがちだし、経団連関係ない企業だと年内に選考が始まるから秋冬に長い間インターンや留学に参加するのにも尻込みしてしまうし(特に地方就活生)。

そしてインターンにしろ留学にしろ、それを終えて自分の課題を洗い出したところで克服してまたチャレンジするまでが重要なのに、就活が迫ってるとその後のステップにあまり時間をかけられないし、やれたとしてもサイクル数をこなせない。私的に何が1番悔しいかってコレですよね…。

 

もちろん、もう学部3年生や院生だからといって「あのとき◯◯してればなぁ…」なんて思いながら何もしないのでは、可能性の中に生きる意識ない系のままですので、やれるだけのことはやりましょう(私も頑張ります)。

 

ということで、学部1〜2年生(院進する人は学部1〜4年)の学生さんには、こういう事実を踏まえた上で今後の学生生活を充実させてもらえればいいなぁ、と切実に思っています。就活生のみなさんも、今なら全くの手遅れではないはず。お互い頑張りましょう。

【大学生の皆に一応小声で言っておくね】本をア○ゾンよりも安く便利に買う方法

「そんなもんもうとっくに知ってるわ!」というお叱りを受けることは承知の上なのですが、まだ知らない、存在を忘れていた、という方のために、一応。お目当の本をアマ○ンよりも安く便利に買えるサービスの覚書きです。

 

その前に。

このサービスは大学生/大学院生限定です。

あと大学生協で本の割引をしてくれるところなら割引の恩恵を受けられるとは思いますが、筆者はカバー範囲までは把握していません。ご利用前に大学書店にお確かめくださいm(__)m

東北大学はいけます。

 

ホンヤクラブってご存知ですか?

あ、ご存知ですかすみません。

ご存知でなかった方のために簡単に紹介すると、オンライン書店ですね。

コレ→オンライン書店Honya Club.com

 普通に自宅に届けてくれることもできるし、指定の本屋さんに届けてもらうこともできます(本屋さんに届けてもらう場合送料無料)。ここで受け取り店舗を大学の生協にしておくと、生協で買うのと同じように割引価格で買うことができます。

 

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結局何がいいの?

ふーん…という方も多いと思いますが、筆者的には結構便利なサービスだと思っています。

 

情弱だったので目当ての本が書店に無かったときはア○ゾンで買っていたのですが、あの梱包材を開けて処分するの、地味に面倒なんですよね。

 

あと冊数が増えるとポスト投函じゃなくてダンボールになると思うんですけど、あれも面倒。

大学生や院生なんて殆ど家にいないから不在届けが溜まりまくり。時間指定をしてもやっぱりその時間帯に受け取れなくなってしまうということもしばしばです。

 

かといってコンビニ受取りにしていざ受取り店舗を決めようとすると「えっ、コンビニってこんなにあるの…てか私がいつも行ってるコンビニって何店?」となってそれはそれで面倒です。

 

だから、いつも行っている(はず笑)の大学の生協で受け取れるのって便利だなぁと。

割引価格で買えるし。実際ア○ゾンとホンヤクラブで値段が違わない本も結構多いので、そういうときはホンヤクラブで注文→大学生協で受取り・支払いが断然お得だと思います。

 

本の在庫があれば2〜3日で生協に届きます。急ぎでなければ充分満足できる速度じゃないでしょうか。

 

生協のおばちゃんは、好きですか

関係ありませんが私は農学部生協の温かみのあるおばちゃんから本を受け取れるのが地味に嬉しいです。無機質なダンボールより暖かいおばちゃんに付加価値を見出せる方には特にオススメなサービスと言えます。

 

 

以上、今回はごくごく基礎的な大学生ライフハックをお届けしました。もう知っていた方ごめんなさい。私の情弱を笑ってください。

知らなかった方はこれを機に試してみてください。会員登録も簡単ですし何よりその先にはおばちゃんの温もりがあります。

あ、別にホンヤクラブのまわし者ではありません。

 

それでは、よい週末を。